脊椎脊髄外科|高槻市JR高槻駅徒歩2分 いさか脳神経クリニック|頸椎椎間板ヘルニア 首から腰の痛み など

いさか脳神経クリニック
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脊椎脊髄外科

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脊椎脊髄外科とはabout

脊椎脊髄外科では、脊椎脊髄(頸椎・胸椎・腰椎)の疾患の中で外科的治療の対象となりうる疾患を診療いたします。主な疾患としては、頸椎椎間板ヘルニア、頚椎症、頚椎後縦靭帯骨化症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症など、首から腰の疾患や、上肢・下肢の痛みやしびれをともなう疾患などを診断・治療いたします。
脊椎や脊髄の疾患は、治療が長期になることも多く、慢性的な疼痛に悩まされている患者様も少なくありません。当クリニックでは、症状や検査結果を元に的確な診断を行い、患者様にとって最適な治療法をご提案いたします。

脊椎・脊髄とはabout

背骨(椎骨)は、頸椎(7個)、胸椎(12個)、腰椎(5個)、仙椎(5個)、尾椎(3~5個)から成り立っています。これらをまとめて脊椎と呼び、この脊椎の中の脊柱管を通っているのが脊髄になります。
脊髄の中には、脳から発せられる指令を伝える神経や、逆に感覚の情報を脳へと返す神経、心臓や消化器などの運動を調節する神経など、様々な神経が走っています。

脊椎脊髄外科で扱う主な疾患major desease

頚椎症

加齢が主な原因で、頚椎と頚椎の間にある椎間板が薄くなって変形したことで、骨にズレが生じ、それにより脊髄神経を圧迫してしまい、様々な症状を起こしてしまう疾患が頚椎症です。
症状としては、首の痛みや肩こりが現れるほか、首から手先にかけてしびれがみられたり、腕に力が入らないといったことが起きます。このほか足にも症状が出ることで、歩行などに障害が現れることもあります。
治療では、頸椎にカラーという首の装具をつける場合もありますが、改善がみられない場合は脊髄の神経を圧迫している椎間板を除去する手術などが行われます。また、痛みを緩和する処置として、消炎鎮痛薬や筋弛緩剤などの薬物療法、リハビリにより手足の働きを改善する療法なども行います。

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは、脊柱管の一部が狭くなり、神経が圧迫されることで腰や脚に痛みが出る症状を言います。原因としては、加齢や運動による背骨の変形や背骨と背骨の間にある椎間板の変形によるものではないかと考えられています。
腰痛のほかにも、間欠性跛行(歩くにつれて痛みが増し、休み休みでないと歩けない)、脚のしびれやもつれなどの症状が現れます。ただ、前かがみの姿勢をとると楽になります。なお、この症状を診断するにあたりましては、レントゲンやCTを用いて、骨の変形や脊髄の状態を調べることで判別できます。
治療としては、まず腰にコルセットを装着して経過をみます。痛みが強い場合、症状に合わせた痛み止めの薬を用います。また、前かがみで症状が楽になることから、腰椎が湾曲していることが考えられるので、リハビリの運動療法で湾曲を矯正するリハビリを行うこともあります。それでも症状が改善しないようであれば、狭くなった脊柱管を広げる手術が行われます。

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、背骨の腰部にある椎骨と椎骨の間でクッションの役を果たしている軟骨(椎間板)が変性してしまうことで、組織の一部が飛び出した状態を言います。この飛び出してしまった椎間板の一部が付近にある神経を圧迫することで、腰や脚などにしびれが生じます。
主な症状としては、腰痛、おしりの痛み、脚のしびれなどがあります。診断では、主にレントゲンやCTなどを用いて椎間板の状況や背骨に異常がないかの検査をします。
痛みが激しい場合は神経ブロック注射で痛み止めの注射を行ったり、痛み止めの内服薬などを用います。ただし症状が強く、改善の見込みがないと判断された場合は手術が検討され、椎間板を取り除く手術などが行われます。
また手術を行わない治療としては、コルセットで局所を安静にするほか、鎮痛消炎剤などの薬物療法を用い、それでも痛みが強ければブロック注射も行います。痛みが軽減されたら、リハビリテーションで温熱療法や運動療法を行います。


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